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耳鳴り難聴と脳の働き

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脳機能と聴力・聴覚detail

脳の働きによって耳鳴りも難聴も変化する

耳鳴りと難聴は、耳の疾患としては誰もが思い浮かぶものです。

片方はないはずの音が聞こえ、片方は聞こえるべき音が聞き取りづらくなる。とは言っても、まったく別の疾患ではない。

両方ある、という方もいらっしゃいますね。

また、最初は耳鳴りが聴こえていて、そのうちに難聴になってきた、という方の話も耳にします。

難聴は、存在する音が聞こえづらい、という意味においては「耳の機能」の問題と言えそうです。(鼓膜、聴覚細胞、脳の聴覚神経、、、もろもろ、耳に関係する組織すべて)

耳鳴りは、現実には存在しない音が聞こえている、という意味においては「耳の機能」に限定していいのか? という問いが成立しそうです。

なぜならその音を聞いているのが、鼓膜でも聴覚細胞でもないはずだからです。(聴覚神経は聞いている、可能性もあります)

ですが、大元では一緒なんです。

それは「脳を通る」ということ。

耳鳴りの音も脳でとらええています。だから自覚できるのです。

自覚していない音は、存在しない音です。少なくとも本人にとっては。

工事現場の近くで受験勉強に励んでいるうちに、ある瞬間から音が聞こえなくなる(気にならなくなる)ことがあります。

それは脳が違う方向に意識をむけた瞬間であり、その瞬間に広域の音を拾っていた聴覚はより狭域の音に絞り込まれた。

その結果として意識のむいていない域の音が「自覚」からシャットアウトされたわけです。

これは明らかに外部には音は存在するのに、脳が自覚しなくなったということ。

逆にいえば、外部に音があろうとなかろうと自覚するからには「脳」が聞いたんだ、ということです。

同じように難聴も、「音が聞こえづらい」と解釈すると、聴こえづらくなったと自覚しているのは脳です。

と、こういう言い方もできるのですが、単にこれだけだと誤解を招く恐れもありますね。

腰痛を自覚するのは脳なのだから、腰が悪いんじゃなくて脳が悪いんだ、とか(苦笑)麻痺していればどんな体勢でも痛みは感じないという意味においては、それも一理ありそうですが。。

聴こえづらくなったのはなぜか?
聴こえづらいのであれば、聴こえるようにもっと働きを活性化すればいいではないか?

それをしないのは、脳の問題ではないのか?

脳が恒常性をつかさどっているところなので、なにか問題があれば、自己修復すればいい。

なぜしないんだ、だから難聴が治らないんだ、と考えてみると、やっぱり脳に行き着くんです。


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